ガソリンを少量ずつ給油した場合どれぐらいの節約になるのか?

 日本ではかなりガソリンが高くなっておりますが、マレーシアではそれほどでもなく今だに1LでRM1.9(約57円)です。マレーシアでは過去に原油高を機にRM3.8(約114円)まで値上がったこともあったのですが、それで暴動が起こるほど。物価はまだ日本よりは安い方なのかもしれませんが、原油は国際市場で反映されるものですので基本的には高いはずなのですが、マレーシアは原油国だということで安いのです。もしかしてアジアで一番ガソリンの安い国なのかもしれません。

 そんな社会でも、1セントでも節約しようとする人が少しながらいるようで、特にF1レースの世界ではガソリンタンクの残量が減るとタイムが上がる傾向があり、その理論でタンクになるべくガソリンを入れないで走ると燃料の節約になるという勢力が一部いるようです。ではそれがいくらの節約になるのか計算してみたいと思います。

今回のモデルカーはKancil (ダイハツ・ミラ)で例えてみます。

燃料タンク 32L
車体重量 650kg
排気量 659cc (31馬力)
燃費 12km/pl

とこんな感じの車です。ドライバーの体重は60kgで計算して残り1Lで給油するという前提で計算してみますと、

満タンに給油した場合、

燃料タンクの平均重量 (31÷2) + 1 = 16.5kg で
650kg(車重) + 60kg(ドライバーの重量) + 16.5kg(燃料タンクの重量) = 726.5kg(合計)

それに対し、3Lずつ給油した場合

燃料タンクの平均重量 (3÷2) + 1 = 2.5kg
650kg(車重) + 60kg(ドライバーの重量) + 2.5kg(燃料タンクの重量) = 712.5kg(合計)

となります。

これで計算してみると、(726.5kg ÷ 712.5kg) – 1 x 100 = 1.964%

の車両の軽量化ができております。単純にこれだけ燃費が向上したとすれば1,000km走行した場合、

通常の燃費であれば
1000km ÷ 12km = 83.33333L
のガソリンを消費するのに対し、

軽量化した場合
1000km ÷ (12km x 1.01964) = 81.72819L

で1000km走行できる計算になります。
節約したガソリンは

1.605L で今のマレーシアの相場であれば x RM1.9 = RM3.04 になります。

 ただし、実際は、この計算は成り立ちません。例えば信号で止まっているときのアイドリングは車の排気量が変わるわけでもないので同じで、エアコンを使った場合も同じくガソリンを消費します。駆動のために消費するガソリンは車種にもよるかもしれませんが、おそらく90%ぐらいではないかと思われます。なのでRM2.7程度の節約だと考えられます。しかしその前提は1000km走行した場合ですので、私の場合は会社まで5km程度ですので100往復すればRM2.7の節約になります。

 それに毎日給油したとすれば1回5分かかったとして3Lずつ81L給油するためには27回給油することになり、135分の時間を使うことになります。時給にすると

RM2.7 ÷ 2.25 = RM1.2

 マレーシアでは残業代はでるのですが、時給RM5かRM10程度です。実際のところだったら早く帰りたいと思う人が大半のようです。Kancilは車が小さいくせに燃費が悪く、だからといってプリウスを買えば燃費は倍ぐらいにはなりますが価格は10倍以上。分割で買えば金利のほうがガソリン代より高くなります。

 F1マシンの場合は車体の重さが800kgに対してガソリンが150Lほど入るのでタイムは大きく変わりますが市販車でそれをしたところで、財布にはほとんど影響がないみたいです。


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