マレーシア人から見た日本の教育現場

 昨日は久しぶりにオーストラリアに留学していたときの別の大学で勉強していたマレーシア人に会いました。彼はインド系マレーシア人で、オーストラリアの大学を卒業した後に観光ビザで日本に入国しそのまま仕事を探して日本で3年間生き抜いてきたつわものです。なにより日本語の日常会話を9割は理解しており発音もよく、私の英語よりも凄いと思ったほど日本語が話せるようになっており驚きました。

 日本では学校の先生→FXの営業→学校の先生という職歴で先生としては、小学校から中学校までいろんな学年を教えており、またFXでは完全歩合制で親が投資してくれただけでさんざんな目にあったようです。

 学校の先生としては、まず英語の教師のくせにぜんぜん英語話せないとか、オーストラリアの大学を卒業するほど英語ができるのに難しい英語(一般的ではない文章表現)を日本の学校は教えているとか、英語のできない教師に英語について注意されるとか日本の学校に相当不満を持っているようです。

 最終的に携帯電話で女子生徒に写真を見せていたら他の教師から電話番号を交換したと疑われ解雇になったとか・・なんだか日本の学校らしい結末に感じました。

 待遇面も、学校のある月は収入があるみたいですが、学校が休みになると収入がなくなるようで、かなり不安定な職業だったようです。月収25万円だったそうですが、それでギリギリの生活をしていたのに学校が休みになるとアルバイトを探すしかないとか?学校の外国人教師はかなり不安定な生活をしているようです。

 個人的に仲良くなった先生もプライベートで遊んでてもやっぱりお前は教師か・・と失望する場面もしばしばあったとか?日本は中学校までは義務教育で成績が悪くても進級でき、マレーシアではそうではないようでそれが日本の教育をだめにしているとか。なんで精神障害者まで同じ学校で勉強しているのか?その精神障害者はイジメられていて勉強にもついていけずなぜ学校に来ているのかという疑問を感じたようです。

 私個人の意見ですが、日本の英語教育については発音問題や、文章の穴埋めなど現在形、過去形を間違えたところで会話には支障はなく、翻訳者を目指す人のみが重点的に勉強すればいいと思いますし、英語圏の大学を卒業した人まで難しいと思わせるような試験問題をなくして、まずは日本人が外国人と交渉できたり、新聞が読めるようになるのを目指すのが先だと思います。大学受験で差別化するために難しい問題作っているのだと思われますが、現状では英語話せる日本人はほとんどいないと外国人からは思われており、まずは英語の重要性と英語を勉強して楽しいと思わせる環境を作るべきだと思います。

 また、個人的もなりたくない職業のトップクラスでもあった教師だったのですが、教師は社会で貢献できるための人材を育てるのが仕事だと思っておりますが、その教師が社会の一部しかしらず、頭を下げることを知らない・・というイメージがあり、本やテレビで得た知識をそのまま生徒に話しているだけで、自分が体験したことをあまり話せないのがつまらないところだと思います。見ている社会がとても狭いとマレーシア人の友達も言っておりました。ただ大学の教授とかになれば、元企業の駐在員や、海外の大使館で勤務していたとか社会の専門分野を熟知したひとが多かったので面白い話を授業、個人的にもたくさん聞くことができた覚えがあります。

 最後に、残念ながらそのマレーシア人が今の小学校、中学校を見て、日本の将来はないと思ったそうです。余談かもしれませんが関東圏のエリアでは外を歩いていると見ず知らずの人からタバコをくれとか100円くれとか言っている人がいるようです。オーストラリアに似てきたのかもしれません。


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