マレーシアのユニクロもはや失敗か・・・

 先日久しぶりにブキビンタンのマレーシアのユニクロに行ってきました。開店してすぐの2010年11月頃に行ったときはかなりのお客さんでごった返していたのですが、5月5日の木曜日の19時ぐらいに行ったときはもはやガラガラでした。

 外にはそれなりに人は歩いており場所もすごくいいところなのですが、ほとんどお客さんは入っておらず、リピート客を掴むことはできなかったと考えられます。

 日本でも個人的にはユニクロで服を買うことがあったのですが、マレーシアではまず他で売られている服と比べれば高く、まだユニクロの知名度も低く、売っている服がそれほど品質がいいようにも見えずユニクロじゃなくても手に入りそうな服が売られている・・・というのが現状なのかもしれません。

 バスや歩道にもユニクロを大きく宣伝しているわりにはあの客の入り方は明らかに失敗・・これから2号店を開店させるのもかなり勇気いる決断なのかもしれません。

 マレーシアの平均所得のわりには、高級車がたくさん走っており、また高級な携帯電話を多くの人が持っており、Iphone, blackberryなどは珍しくもなくいいものは売れるのがマレーシア市場なのですが、ユニクロの服は安かったから日本で成功したのであり、それをマレーシアで通常よりやや高く、品質も普通であれば厳しいかもしれません。

 開店前も「UNIQLO TO OPEN FIRST STORE IN MALAYSIA THIS FALL」という宣伝をしていたのですが、秋にオープンっていうのは日本を中心に考えた表現でマレーシア市場を無視した宣伝方法で、「FROM TOKYO TO KUALA LUMPUR」という宣伝もシンプルすぎて航空会社?とローカル社員から質問されたこともありました。開店の日程が決まっていなかったので秋にオープンだったのだと思われますが、せめて何月もしくは(9月から10月頃)にオープンにするべきだったと思います。

 もともと日本でユニクロを作ればショッピングモールの客が倍増する神話までできた日本の異常なユニクロ人気はどこにあるのか私には理解しにくいですが、個人的には安くて余計な模様が入っていないのが好きでした。マレーシアのユニクロがいいと思った唯一のところは初めて行った時は、日本が冬だったのが理由なのかセーターなど冬服がたくさんあったことなのですが、5月に行った時にはほとんど冬服はなくなっており、おそらく品揃えも日本の市場に合わせているように伺えました。今回来店した理由は蚊によく刺されるので長袖の服がほしかったのですが、買おうと思った普通の長袖のシャツがRM99(2800円程度)で高いと思い結局買いませんでした。

 今回は、ディズニーやドラゴンボール、会社のロゴ入りの服などに力を入れているように思えましたが、マレーシアにはそのような服は他でも売られており、これからユニクロでしか手に入らない人気商品を作るのが今後の課題なのかもしれません。

 世界で成功したと思われる製造業以外の産業ではまずMcdonalds、SUBWAY, BURGER KING, DOMINO PIZZA, PIZZA HUTなどで日本企業の吉野家、モスバーガーなどは海外ではぱっとしません。吉野家、モスバーガーは共にマレーシアからは撤退しました。その中で今後のユニクロの飛躍に期待したいところです。

UNIQLO TO OPEN FIRST STORE IN MALAYSIA THIS FALL
ユニクロ、秋にマレーシア一号店オープン!!

下記の写真は平日の夕方19時頃に撮影したものです。
場所は2Fの女性服売り場です。
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カテゴリー: 海外, ショッピング, マレーシア パーマリンク

マレーシアのユニクロもはや失敗か・・・ への4件のフィードバック

  1. 匿名 のコメント:

    平日だったからじゃないかな?
    シンガポールでは好調だからマレーシアでも展開って考えたんだろうし。
    吉野家などの飲食業だと、食文化の違いによって国やマーケットによっては売れない場合があるけど。
    ファーストリテーリングもそれぐらいはわかっていると思う。
    ユニクロのライバルはスペインのZARAやForever21など。
    金額的にも高いといっても、ライバルと比べるとリーズナブルだし。
    二号店も見込みを見ての出店じゃない?
    どうでもいいけど久しぶり
    最近どう?
    ルイ

  2. CEO-MINAKI のコメント:

    どうなるだろね。
    シンガポールとマレーシアでは平均所得がぜんぜん違うし、ユニクロがマレーシアにある一般的なお店と比べて差別化した商品を売っているように見えなかったんだけどね。ユニクロのライバル店のことなんて買う人からすればどうでもいいことだと思うし・・・
    この環境でユニクロが本当に人気出れば経営陣の実力だと思うよ。

  3. あきる のコメント:

    はじめまして、ブログを興味深く読ませていただいております。
    私はメーカーで、AP地域のマーケティング戦略を検討しております。
    その関係で、
    「マレーシアにおいて、平均所得のわりには、
    高級車がたくさん走っており、
    また高級な携帯電話を多くの人が持っており、
    Iphone, blackberryなどは珍しくもなく、いいものは売れる。」
    とのお話しに興味を持ちました。
    マレーシアの人たちがこれら高価な商品を購入検討する際の
    行動、あるいは売る側の販売促進策に興味を持ちました。
    日本であれば新聞・雑誌広告でブランド認知を高め、
    実際の購買検討にあたってはディーラーで話を聞いたり、
    ネットで情報収集したりが典型的なパターンになりますが、
    このあたりはマレーシアでも同じなのでしょうか?
    また、マレーシアは人口3千万人弱、かつ多民族・多言語で、
    新聞・雑誌・テレビなどのメディアは日本と
    だいぶ事情が異なるのではないかと思えます。
    このあたりが広告・販売促進策に影響するように思えるのですが、
    いかがでしょう?

  4. CEO-MINAKI のコメント:

     テレビは、ASTROという有料のケーブルテレビを視聴している人が多く、番組によってはコマーシャルもあります。人種問わずよく視聴されている番組といえばマンチェスターユナイテット戦が圧倒的人気で深夜2時であろうとレストランには多くのお客さんが詰め掛けます。(現状ではmaxisという電話会社がメインスポンサーです。)日本人、韓国人はそれぞれNHK、KBSという番組を見る人が多いと思われ、CMはありません。宣伝するとすれば、高速道路などのビルボードや、STARという英字新聞当たりが有効だと思われます。また、日本のmixi同様にFacebookは国民のほとんどがアカウントを持っているといっても過言ではなく、宣伝するに当たっては無視できない存在だと思われます。
     車でいえば、おそらくプロトンかプロデュア当たりの車が売り上げ上位に入っているのですが、その次ぐらいに金額が倍(カローラぐらいの車が日本円で260万円前後)ぐらいするトヨタ、ホンダなどの車がよく走っております。それらが売れる理由は中古車でも値段があまり下がらないことが挙げられているようです。それはもちろん壊れにくいのが理由だと思われます。
     携帯電話では、日本でもヒットしているXperia arcなどもすでにビルボードなどで宣伝されていたり、SonyEricsson MalaysiaのFacebookのページもあります。Xperia X10の修理でSonyEricsson shopに来店している間に何台か売れておりました。
     売る商品によっても戦略は変わると思われますが、マレーシアに出回ってなく実用性があれば戦略次第で大ヒットもあると思いますが、液晶テレビ、デジタルカメラ、音響機器などであれば他社と差別化していなければハードルは高いと思われます。ちなみにマレーシアモーターショーに行ったときは多くの方が10万円以上しそうなカメラを持っておりました。
     また、日系企業の宣伝方法の例ですが、セコムという日本のセキュリティ会社は韓国語の新聞にも広告が載っておりました。逆に日本語のフリーペーパーでも韓国レストランやエステなど外資の広告も多数見ます。
     専門家にもユニクロについて聞いてみたのですが、平日の19時ぐらいは夕食の時間でお客さんが入りにくい時間帯で、やはり給料日の後が一番お客さんが入るみたいです。

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