トヨタ自動車元期間従業員が語る日本の今後・・・

私は1997年11月から2000年11月までトヨタ自動車の工場で勤務していました。

 1997年当初はちょうどタイから始まった通貨危機がきっかけでアジアのその他通貨も暴落し、1ドル79.75円まで上昇、日産自動車がルノーに買収される時代でもありました。

 1997年11月時点では、トヨタ自動車の期間従業員は経験者のみでしたので派遣会社に登録し、トヨタ自動車の電子部品などを生産している広瀬工場で勤務していました。

 それから半年ほど勤務したあと、よく遅刻していたことに嫌気をさされ契約を延長してもらえず、そのタイミングでちょうどトヨタ自動車の期間従業員の一般の募集が始まったのでそれに応募し、無事に採用され期間従業員の生活がスタートしました。

 派遣会社から広瀬工場で勤務していたときは手取りで15万円程度だったのですが、トヨタ自動車の期間従業員を始めれば、寮、電気代光熱費が無料、エアコン付(第三高岡清風寮)工場内の食事も安くトヨタが株を持っていると思われる豊田市限定のメグリヤというスーパーが用意した食事でとてもおいしかった印象があります。

 期間従業員を始めた当初は、当時ヴィッツなどを生産していた高岡工場で勤務し、ボディー課でドアの作成をしていました。

 トヨタの期間従業員を始めると当時ヴィッツは飛ぶように売れ残業がたくさんあったため税、年金引き後の手取りが25万、30万ということもよくありました。その背景には、残業が確実に給料に反映され、交代勤務手当て、深夜勤務手当て、赴任手当て、盆休み、ゴールデンウィークで給料を調整するため、5万円の手当ても支給され、それぞれの実家から豊田市までの往復の交通費(新幹線の料金で計算)や契約期間の6ヶ月を迎えると満了報奨金まで出ていました。一年間勤務した場合で50万円ほどだったと思います。

 本当であれば期間従業員は車の持ち込み禁止だったのですが、寮内では駐車場の指定もなくばれることはありませんでした。実家の千葉にも月に1回程度帰っていたのですが、1ヶ月あたり貯金は10万円ほどできました。

 それなりに好条件で正社員の雇用制度もあったのですが、結果的に3年間働いたにもかかわらず社員になれず、海外で生活することを考え出し、海外で就職するためには大学を卒業してビザの取得を有利に進めることがわかり大卒という肩書きの重要性に気づき、大学を卒業、現在ではマレーシアで勤務しています。

 おそらく4年間期間従業員をやってたら500万円ほどは貯金できたのかもしれませんが学歴を選んだわけです。

 トヨタで働いていたときに感じていたことは時間がたつのが早い、振り返れば思い出がない、特に新しい能力を身に着けたわけでもなく最終的に残ったのはお金だけだったのかもしれません。もちろんトヨタの期間従業員は意外と厳しくいろんな問題を抱えて辞めていった人たちがたくさんいました。少なからず新しい就職を探す上ではやや評価される職歴なのかもしれません。

 あのまま期間従業員をやっていたら今頃社員だったのか?それとも失業していたのか?と考えさせられます。特別な技術が身についたわけでもなく再就職は難しいのはその働いていたときから感じていました。

 期間従業員の中には一流大学を卒業したひと、家族を持っているひとなど現在の派遣社員の人員削減は私にとって他人事とは思えない心境です。ただ、企業の期間従業員を雇った目的は自動車の生産台数は必ずしも一定ではないと想定しているため円滑に人員調整ができるための仕方のない手段だと思われます。

 会社が倒産すれば更に失業者が増えそれこそ日本は住みにくい国となり、トヨタほどの企業であれば自動車1台を作るのに1000社ほどの協力で生産されているわけですからドミノ倒しになっていくでしょう。

 私は大学に入る前ぐらいから日本の将来はあまり明るくないと予想していました。それは、アジアが急成長したことにより日本が今までのように特別な国ではなくなること、また、オーストラリアに留学していたときも韓国人など他のアジア圏の学生で優秀な人をたくさん見てきたこと、今まで貿易黒字を大きく上げてきた日本でも国債の発行額が増え、相変わらず道路工事に巨額の資金を投資していること、高齢者問題、年金問題など日本を知っているからこそいろんな不安が付きまとっていたのかもしれません。

 マレーシアでは英語を主に使っており、マレーシアで働ければ英語圏ではどこでもやっていけるようになれると判断できたため今私はマレーシアにいるのだと思います。ただ私はやはり日本が一番好きな国であり、税金などを日本に払っているわけではありませんが、マレーシアではなるべく日本の商品を買うように心がけています。

 マレーシアと比較すれば、日本人は商売上手でリピート客を狙うような商法でそれに対しマレーシアではその場でいかに客にお金を払わせるか?という商法や、日本人は過ちを犯したときなど謝罪できることが実はすばらしいことなのだとマレーシアに住んでいると感じさせられました。

 私の目から見れば実は日本はアメリカよりも世界恐慌に直撃しているように思えます。不況よりも円高の影響が日本企業には大きな打撃になっているでしょう。私の給料は日本円ベースにすれば25%下がりました。つまり日本で働いている皆さんはマレーシアの通貨をベースにすれば25%給料が上がったわけです。当然グローバル企業からすれば日本で支払わなければいけない人件費が大きくのしかかるわけです。

 言い換えれば海外への売り上げが落ちているにも関わらず、皆さんの給料が25%あがっているのです。それで当然雇用が維持ができるわけがないと思われます。

 経済は一瞬で動いても人口を一瞬でコントロールすることは難しく、不安定な経済情勢に対応するための体制が必要なのでしょう。しかしその答えをまだ見つけられないのが今の資本主義なのだと思います。

 私は日本人が100年後も平和に過ごせるシナリオがあるのだとすれば、1000年後にも必ず残っている性産業を発展させその基盤を作り、税収が確実に入るシステムを作る必要があると思います。ホームレース、経済的理由の自殺者を増やすか、性産業を発展させ日本の風紀を乱すのかどちらを取るべきなのか冷静な対応をする時期ではないかと私は思います。


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トヨタ自動車元期間従業員が語る日本の今後・・・ への2件のフィードバック

  1. 7代目 のコメント:

    何か、最後の方がおかしくないか?
    性産業の発展を選ぶって…
    東京で高いラブホで14000円くらいだよ!!
    オーナーと受付のおばちゃんと1人と掃除婦3人、エロTVの有線業者くらしか儲けないんじゃない?

  2. CEO-MINAKI のコメント:

    いや、売春を合法化させるということです。それにより外国人からも収益をあげることができ、それを目的に日本に来る人も見込まれ観光産業を発展させる狙いがあります。パチンコに匹敵する産業になるの間違いなし!電車などの痴漢もある程度減ると思われます。

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