マレーシア(KL)の交通事情

 マレーシア(クアラルンプール)では最近ガソリンがRM2.00からRM2.70まで一気に跳ね上がりました。それと同時に街ではガソリン値上げ反対の多くのデモンストレーションが行われている日々が最近では続き、一部の道路が閉鎖されるなど渋滞が悪化してきています。

 日本でも原油高は同様で東京では、マイカー通勤をするひとが減り、渋滞問題がかなり緩和されてきているというニュースを耳にしますが、マレーシアではガソリンが値上がっても一向に渋滞が緩和されているわけでもなく、朝のわずかな距離の出勤でも渋滞に遭遇します。

 東京とクアラルンプールの大きな違いは、まず、電車、バスが大きく出遅れています。主要な電車でさえ2両編成程度のもので、電車の駅から離れた場所に住んでいる人がこの町の人口の大半で、電車の走っていない場所でも大きな町がたくさんクアラルンプールには存在します。

 それにより、多くの車が走り、信号もあまりなく、歩いたり、自転車を使ってどこかに行くのが困難で、まさにこの国ではガソリンに依存している人が多く、日本よりも原油高に直撃した人がたくさんいると思われます。

 マレーシアのおおよその所得は7万円程度と思われるのですが、ガソリンはRM2.70(約90円)程度とまだまだ日本と比べれば安いのですが、この国では生活に大きく直撃しているようです。

 しかし、道路を見ていると相変わらずすごい運転をする人が多く、ウィンカーを出す人が4割程度しかいない状態でいきなり割り込んでくる人もしばしばいます。実際日本車もそれなりに走っているのですが、実は日本で新車で売られている金額の倍程度で販売されており、車に巨額の投資をした人もたくさんおり、ガソリンのことを考えないような走り方をするようなひともしばしば見られます。

 そしてまた、駐車場も車の台数からすれば大幅に不足しており、二重駐車をするひともよくおり、駐車場から車を出せないこともあります。車に関しては国民の教育がなっていないことはもちろん、政府も道路、信号、電車などのインフラ整備が大幅に遅れており、日本は少なくてもマレーシアほど原油高の影響を受けにくい国であることは間違いないようです。

 町を見ると立派な建物が多いマレーシアなのですが、実は足元がゆるくマレーシアリンギットという自国の通貨は実はもっているとやばいお金なのかもしれないと考えてしまいます。


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